1. PMBOKはガイドであり、PMBOKをマスターしたといってプロジェクトマネジメントができるわけではない
2. 第0章 はじめに
   1. ソフトウェアの成功率
      1. 30%未満
   2. プロジェクトが失敗する理由
      1. 適切なマネージメントが行われていない
   3. 本トレーニングの目的
      1. プロジェクトマネジメントを体系的に学ぶ人に示唆を与える
3. 第1章 プロジェクトマネジメントとは
   1. プロジェクトとプログラム
      1. プロジェクトとは
         1. 始まりと終わりがある＝有期的
         2. 成果物を生み出す
         3. 段階的詳細化
      2. プログラムとは
         1. プロジェクトの集合体
   2. プロジェクトマネジメントとは
      1. プロジェクトに適応させる
         1. 知識
         2. スキル
         3. ツール
         4. 技法
      2. 3つの制約条件のバランスをとる
         1. 品質(Quality)
         2. コスト(Costs)
         3. 納期(Deliveries)
   3. プロジェクトマネジメント＝プロジェクト管理？
      1. プロジェクトマネジメント
         1. リーダーシップ
         2. 効率化
         3. 問題解決
      2. プロジェクト管理
         1. ガイドラインや手順に沿う
         2. 事務的
   4. 5つの専門領域の知識とスキルが必要
      1. 人間関係のスキル
      2. 一般的なマネジメントスキル
      3. プロジェクト環境の理解
      4. 適用分野の業務知識
      5. プロジェクトマネジメント知識体系（PMBOK）
         1. 第2章
4. 質疑応答
   1. Do you have any questions?
      1. 人的資源マネジメントと調達マネジメントの違いは？
         1. 人的資源＝人の割当とチームビルディング 調達＝人だけでなくプロジェクトで使用する備品なども含まれます
      2. 実行プロセス⇔監視コントロールプロセスなの？
         1. PDCAサイクルのイメージの方が実態に合っています
      3. 終結フェーズの評価基準を設けるの？
         1. 目標としていた品質・コスト・納期をベースに差異を分析します
      4. 各メンバーの目標達成をどうやって評価するの？
         1. プロジェクトマネジメント計画書に目標を書いている場合もあり その目標を達成したかを評価します
5. おすすめ書籍
   1. Topic
      1. 曖昧性とのたたかい―体験的プロジェクトマネジメント論 - 名内 泰蔵 (著)
   2. Topic
      1. 先制型プロジェクト・マネジメント―なぜ、あなたのプロジェクトは失敗するのか - 長尾 清一 (著)
   3. Topic
      1. 徹底解説!プロジェクトマネジメント―国際標準を実践で活かす - 岡村 正司 (著)
   4. Topic
      1. 目標を突破する 実践プロジェクトマネジメント - 岸良 裕司 (著)
   5. Topic
      1. デッドライン―ソフト開発を成功に導く101の法則 - トム デマルコ (著)
      2. ゆとりの法則 - 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解 - トム・デマルコ (著)
      3. ピープルウエア ヤル気こそプロジェクト成功の鍵 - トム・デマルコ (著)
      4. 熊とワルツを - リスクを愉しむプロジェクト管理 - トム・デマルコ (著)
6. 第2章 プロジェクトマネジメントの 知識体系（PMBOK）
   1. PMBOKとは
      1. プロジェクトマネジメントの国際基準
      2. Topic
      3. PMP（国際資格）
   2. 5つのプロセス群 ＝ どうやって進めるの？
      1. 立上げプロセス
         1. プロジェクト情報の収集・定義
      2. 計画プロセス
         1. プロジェクトの計画立案
      3. 実行プロセス
         1. 作業タスクの実行
      4. 監視・コントロールプロセス
         1. プロジェクトの監視・是正処置
      5. 終結プロセス
         1. プロジェクト・契約の終了
   3. 9つの知識エリア ＝ 何をマネジメントするの？
      1. 統合マネジメント
         1. 8つの個別エリアを統合
      2. スコープマネジメント
         1. プロジェクトの範囲を明確に定義
      3. タイムマネジメント
         1. 作業の順序、スケジュールの作成
      4. コストマネジメント
         1. プロジェクトに必要なコストの見積り
      5. 品質マネジメント
         1. 顧客満足を得るための品質保証
      6. 人的資源マネジメント
         1. プロジェクトチームの編成・パフォーマンスの向上
      7. コミュニケーションマネジメント
         1. 伝達手段の計画・コントロール
      8. リスクマネジメント
         1. 起こりうるリスクへの対処
      9. 調達マネジメント
         1. パートナー選定、業者選択
7. 第3章 プロジェクトマネジメントの実践
   1. 各プロセスにおけるポイント
      1. 立上げプロセス
         1. 何(What)をしたいのかではなく、何故(Why)そうしたいかを考える
         2. 前提条件や制約条件を見極めておく
         3. システム導入は「手段」であって「目的」ではない
      2. 計画プロセス
         1. 「する」作業と「しない」作業とを明確にする
         2. 報連相や会議のルールを決めておく
         3. プロジェクトマネジメント計画書を作成する
      3. 実行プロセス
         1. 意見が対立するのは、プロジェクトチームが成長している証拠
         2. 「同じ」情報を「同じ｣タイミングで「全員」に伝える
      4. 監視・コントロールプロセス
         1. Q(品質)C(コスト)D(納期)はトレードオフ。何を優先するかを考える
         2. 定量的な報告を心がける
         3. リスクの兆候が現れたら、早めに対応する
      5. 終結プロセス
         1. プロジェクトは必ず振り返る
         2. プロジェクトの成功は QCD(品質、コスト、納期） + プロジェクトメンバーの成長で計測する